ソコヌケニアカルクコンニチハ。
クリスマスも終わり、もうそろそろ年の瀬。
しかしカリフォルニアは珍しく雨の日が続いています。
時折晴れることもあり、少しの間でしたが綺麗な虹が見えました。

またコロナの患者数もじわじわと増えてきているようで
自宅ですごす時間が増えそうです。
そんなとき、頼りになるのがネットフリックス。
映画やドラマ、ドキュメンタリーなど面白いものが多いですが
チョイスが多くて何を見ようか悩むことも多いので
前回もいくつか紹介しましたが
個人的なおすすめのネットフリックスを紹介したいと思います。
まずは最近、ハマっているのがこちらの
となりのサインフェルド
1989年から1998年に放送されたコメディドラマで
どうもアメリカ人の4人に1人が見たといわれるくらい
人気だったそうです。
主人公は本名で本人が演じているスタンドアップコメディアンのジェリー・サインフェルド
友人の髪が薄め、少しぽっちゃりで短気でおちゃめなジョージ
そして紅一点の友人女性エレイン
変人でジェリーの隣に住んでいるクレイマー
という主にこの4人から成る毎日の生活のお話です。
どれもだいたい一話完結でわかりやすい内容で
30年前のドラマですがそこまで古臭さを感じません。
フレンズの前身的なドラマなのかな、と個人的には思っています。
シーズン9まであるので長く楽しめるのも最高です。
続いては
コリン・イン・ブラック・アンド・ホワイト。
コリン・キャパニックとはアメリカンフットボールプレイヤーの
クォーターバックとして活動しサンフランシスコ49ersに所属していたときに
人種差別への抗議としてアメリカ国家斉唱の際に起立せず、膝をついていたことで
議論を巻き起こしたことでも有名で
いまでは活動家として活躍しているそうですが
その人生もいろいろな物語があり
白人の夫婦に養子として育てられ、とても素敵な両親ですが
人種が違うことで育っていく上で葛藤や迷い、悩みなどが生まれ
黒人として育った上での人種差別などを問題提議するメッセージ性の強いお話です。
白人の両親とエレベーターに乗っているだけで
両親が大丈夫ですか、と尋ねられるなど
まだ遠くない数年前から数十年前のアメリカで、むしろいまでも起きうる人種差別
を知ることができます。
アメリカンフットボールについて全く詳しくありませんが、
ドラマと本人が出演しての語りシーンなど
構成が魅力的であっという間に見終わりました。
続いてはロサンゼルスでありえないくらい豪華な家を
綺麗なお姉さんたちが売るという
実在する不動産業者での働く人々の生活を描いた
セリングサンセット。
きれいな女性が多く出てきてファッションを見るだけでも楽しめますが
女同士、しかもみんな自我が強いタイプなので
もめる、もめる。
陰口を言ったり嫌がらせをしたり
時には口論になったり。
と思いきやすぐに仲直りするなど
ショーを盛り上げるためにおそらくドラマチックにしているのかなとは思いますが
エンターテインメント性が高く
またすごく豪華な家を見て、すごいな〜とただただ驚嘆します。
続いては日本の作品。
深夜食堂です。
こちらは漫画が原作のドラマシリーズで
深夜の0時から7時までオープンする食堂で
メニューは豚汁定食と飲み物数品のみ。
でも食材があればできるものであればなんでも作るよ。という店長。
”一日が終わり、家路へと急ぐ人々。
ただ何かをやり残したような気がして、寄り道したい夜もある”
主人公の店長小林薫の演技が素晴らしく
毎日やってくるお客さんはちょっと癖があって
いろいろな悩みや人生のドラマを抱えている。
そして毎回1つの食べ物がピックアップされ
赤いウインナーや猫まんま、バターライスなど。
最後にその作り方のコツも教えてくれます。
料理の音や食べる音など聴き心地もよく
どこか昭和の雰囲気も醸しており
ずっと見ていられる、そんなドラマです。
原作の漫画も読みましたがそちらもおすすめです。
続いては中国の食のドキュメンタリー、美味の起源。
こちらはひたすら中国の食についてのドキュメンタリーで
地方毎の食材を使った食事を紹介するのですが
映像がとても素晴らしく
古く小汚い食堂ですらも
美しくドラマチックに演出しています。
どのごはんも美味しそうなのはもちろんで
手の込んだ料理はどれも美味しそうです。
同じ食材でもところ変われば調理方法が違うというのも見て取れます。
見るとお腹が減ってくるので
何かを食べながらみるのがおすすめです。
以上、最近のおすすめのネットフリックスシリーズでした。
よかったら見てみてください。
それでは今日はこの辺で。
ソコヌケニアカルクオヤスミナサイ。
