ソコヌケニアカルクコンニチハ。
カリフォルニアでは大きな山火事が起きているようです。
幸い私の住んでいる地域は煙もなく普段通り過ごせていますが
今この間にも木や家が燃え続けていると思うと
恐ろしいものです。
高温多湿な日本の夏にはあまり火事の心配はありませんでしたが
こちらではちょっとした火が広がりやすく消えにくく長引く印象です。

どうか被害が広がる前に収まって欲しいものです。
さて、今日は最近見たNetflixの中で
オススメのドキュメンタリーを紹介したいと思います。
1つ目は【美味しい料理の4大要素】です。
カリフォルニア出身のシェフ、サミン・ノスラットが
料理を美味しく作るために重要な
脂肪、塩、酸味、熱について
世界を旅して追求していく
4部構成のドキュメンタリーです。
脂肪の回はイタリアが舞台なのですが
豚の解体のシーンが印象的で
スーパーに行くとブロックで売られていて
あまり生き物を食べているという感覚は薄いですが
元は当たり前ですが生きていた豚なんだな、と
考えさせられつつ
どこの部位も捨てることなく食べるところに
食を楽しむイタリア人の気質を見た気がしました。
塩の回は日本が舞台で
塩、醤油、味噌の作り方などを学びます。
醤油の作り方について全く知らなかったので
とても勉強になりました。
シェフのサミン・ノスラットが明るく陽気で
食を大切にしているのがとてもよく伝わり
美味しそうに食べる姿、また食べた時の感想がさすがシェフだな〜
と食の勉強をしながら楽しむことができます。
やっぱり美味しいものを食べると元気が出るし
食べ物を大切にしたい、
また友人を招いて料理してパーティというのも楽しそうだな〜
と思いました。
このシェフが昔働いていたというレストラン
Chez Panisseがバークレーにあるみたいなので
ぜひいつか行って見たいものです。
そして次は【オクトパスの神秘 海の賢者は語る】です。
映像作家の男性が自分の人生に悩んでいた時
南アフリカの海を泳いでいたところ
一匹のタコに出会い
1年間そのタコに出会うために潜り続けたドキュメンタリーです。
素晴らしいのがタコはとても賢い生き物で
初めは人間を警戒していましたが
徐々に距離を縮めていき
心が通っているのが
映像を見ているだけで伝わります。
気を許されたからこそ見える
タコの生態は初めて知ることが多く
野生の世界で生き延びるための厳しさや
それに順応し進化していくタコの生き様が
とても格好良く
一本の映画を見ているような見応えのあるドキュメンタリーです。
タコって賢い生き物で
少しずつ人間に心を許していく様子や
食べてこようとするサメからの逃げ方など
魅力たっぷりです。
あまりネタバレしたくないのですが
一匹のタコの生き様を描いたドキュメントリーで
言葉や鳴き声がないからこそ
タコの感情の変化が
見た目や動きで表現されていて
とても伝わるんです。
題名からは想像できない内容でかなり感動しました。
どちらも見応えがあってオススメです。
Netflixのドキュメンタリーは素晴らしいものが多いです。
もし見たことなければ是非見てみてください。

それでは今日はこの辺で。
ソコヌケニアカルクオヤスミナサイ。
