ソコヌケニアカルクコンニチハ。
今日は自宅でビールを作る、ホームブリュワリーについて書きたいと思います。
日本では酒税法でアルコール度数1%以上のお酒を作るのは禁止されているそうなのですが、
アメリカでは年間100ガロンまでなら自家醸造を作ってもいいそうです。
私はビールが大好きなので、
一度ビールを作ってみたいと以前から思っていました。
このチャンス、作ってみるしかない!
ということで、マウンテンビューにビールやワインの手作りキットを売っているお店がある
とのことで、早速行って来ました。
More beer! More wine!
という素敵なネーミングのお店。
行ってみてびっくり、お店の入り口ですでに手作りビール作成中。
お店では手作りしたビールを試飲させてもらえます。
そしてビール、ワインを作るための初心者用のキットや、玄人用のホップやビール、
その他の部品などがいっぱい並んでいました。
お店の人によるとまずはビールがとっつきやすくてオススメとのことでした。
なので、早速購入!
1ガロンのビール作りキットで60ドルくらいでした。


中身はこんな感じ。

ビール作りに必要な、ビンの容器、エアーロック、サイフォン、打栓器、消毒液。
こちらはビールの材料たち。

麦芽、モルト、ホップ、酵母菌が入ってます。
今回は、1ガロンのビールを作ります。
まずは1.5ガロンの水を用意します。
そして鍋に火をつけ水を温めながら、布袋で包んだ麦芽を15分間つけます。
沸騰させない程度に温めるのがポイント。


黄金色で、ビールっぽい色になってきました。
ひとまず沸騰させます。
次にモルトを入れます。

砂糖入りのモルト。こちらを入れて再び沸騰させます。
これからはホップ!
これを入れるとビールのいい香りがします。
今回は2種類のホップ。苦味担当と、香り担当。


30分程度グツグツさせて終了。
この状態を麦汁、Wortと呼びます。
(”むぎじる”ではなくて”ばくじゅう”と読むらしい)
流しに水を張り、氷を入れて急速に冷却します。
20度前後まで冷まします。温度計ない場合は、手で触っても熱くない程度を目指します。
私は水の中に1時間くらいつけて冷ましましたが、ここは急速に冷やすのがコツらしい。
そして次はサイフォンで瓶に入れます。

いっぱいになるまで入れたら、酵母菌を入れて、
蓋をして完成。

蓋はエアーロックで、雑菌が入らないようにするのと、
酵母菌は砂糖を分解して二酸化炭素とアルコールにするが
その際に発生した二酸化酸素を逃して爆発させないため。

これで今日の行程は終了。
だいたい3時間くらいかかりました。
あとはこの状態で1週間くらい、発酵するのを待ちます。
楽しみ楽しみ。