ソコヌケニアカルクコンニチハ。
今年もこの季節がやって来ました。
その名もPlastic free July、プラスチックフリー ジュライ
使い捨てのプラスチックは
街中はもちろん海洋汚染問題が深刻で
スーパーのゴミ袋やペットボトル容器、使い捨てのストローなどが
海の中を漂って
海洋生物を命の危険にさらしていたり
紫外線や水や砂の力により
マイクロプラスチックと呼ばれる5mm以下の小さなプラスチックになり
プランクトンや魚がそれを摂取し
それを食べる私たち人間も知らずに
プラスチックを摂取してしまっているという
かなり恐ろしいことまで起こっているそうです。

去年もこのプラスチックフリージュライという運動を聞いて
いくつか挑戦したのですが
今年も7月の1ヶ月はいつも以上にプラスチックを減らした
生活を心がけてみようと思います。
アメリカに来て取り組んでいる、または取り組まざるを得ない
とも言えるものは
ペットボトルフリーな暮らし。
日本ではいたるところに自動販売機やコンビニがあって
24時間いつでも喉が乾けば安価で買うことができますよね。
しかしこちらは自動販売機はほとんどなく
コンビニもセブンイレブンやampmなどありますが
時に治安が悪く、また店舗もガソリンスタンドに併設してあるくらいで
あまり便利な場所にはありません。
しかしそれでもスーパーに行くと
日本以上に大量に
ペットボトルが安く、そして驚くくらいの量でセット売りで売られています。


なのでそれをまとめ買いしておけば
便利なのだと思いますが
重たいし、お金もかかる。
そして何より大量の使い捨てのプラスチックを使用してしまう。
ペットボトルって日本だとリサイクルゴミとして捨てるので
そこまで環境に悪くないイメージがついていると思うのですが
ペットボトルのリサイクルって意外と大変なんだそうで
まず日本はペットボトルのリサイクルは
海外にお金を払って任せていることが多く
まず船で運ぶのにもかなりエネルギーが必要で
最近はペットボトルリサイクルを受け入れてくれる国も輸入制限をしており
難しくなってきているんだとか。
また、環境運動の基本3Rは
リデュース、リユース、リサイクルで
ゴミを減らす
再利用する
リサイクルする
ですが
リサイクルというのはどうしてもかなりの労力が必要で
基本的にはリデュースすることが
よりエコにつながるんだそうです。
安心な水を飲める恵まれた状況なので
少しでもマイボトルで自分の飲み水は運ぼうと思います。
ということで
お出かけの時は常にマイボトルを持ち歩くようにしています。
以前のキャンプでも紹介したこちらのボトルは

プラスチック製なので買うのに少し躊躇したんですが
半分以上は再利用したプラスチックを使用していること
プラスチック製品も繰り返し大切に使えば環境に良いこと
などを学んだので購入しました。
こちらは金属製のマイボトルよりも軽いので
さらに持ち歩きやすく気に入っています。
保温、保冷機能はないですが
仕事場などに冷蔵庫があればそちらに入れておけば
冷たい水も飲むことができます。
私は日本で働いていたとき、
毎日出勤前にコンビニに寄って
ペットボトルのお茶を購入していました。
140円のペットボトルのお茶を
300日間購入していたとすると
140円x300日=42000円。
マイボトルを持ち歩けば水やお茶のティーパック代だけでいいので
かなり節約にもなります。
環境に良いことって結構お財布にも良いことが多いので
満足感もあって私は好きです。

これが私のマイボトルコレクションです。
愛着のあるボトルを持って出かけると
ウキウキした気分になりますし
いくつかボトルを持っていると
寒いときに暖かいお茶や
時にはお味噌汁を入れて行けるし
冷たい飲み物や時にはお酒なんかも入れて
アウトドアで活躍してくれもします。
もちろんキャンプだったり出先だったりで
ペットボトルの飲み物を買うことは今でもありますが
少しだけでも量を減らしていきたいなと思います。
あと、ペットボトルって結構かさばるので
ゴミ捨ても楽になります。
これは結構大きいです。
ペットボトルのカバーとキャップを外して捨てるのって
結構手間だったりしますよね。
できることから少しずつ。
それでは今日はこの辺で。
ソコヌケニアカルクオヤスミナサイ。
