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ソコヌケニアカルイ アメリカ大統領選挙

ソコヌケニアカルクコンニチハ

ついに11月3日となりました。

こちらでは今日が投票日です。

せっかくなので私が分からなかったこと

疑問に思ったことをまとめてみたいと思います。

まずはElectoral college

各州で正式に任命された大統領と副大統領を選ぶ人達のことを言います。

アメリカの憲法の第2章、第1節、第2項に記されていて

各州にどれだけの人数の人を設置するか述べています。

1964年に538人とされました。

これらの人数はアメリカ合衆国議会の人数と一致します。

435人はrepresentativeで各州で任命され、人口の多いところほど

多い感じになります。

各州2人のsenatorが任命され100人。

それと3人のDistrict of Columbiaから選出された人です。

今回はバイデン率いるDemocraticとトランプ率いるRepublicanが

270人を超える支持を獲得すること、538の半分を超える支持を得ることを目標に

頑張っています。

そして10年に1度の国勢調査で各州のElectoral collegeの数は変動します。

私の住んでいるカリフォルニアでは

55のelectoral collegeがあります。

そして住民が投票します。

投票するのは言ってみれば

大統領に投票すると言うよりは

その州の大統領に投票する人に投票する

みたいな感じです。

たとえば数は少ないけど

100人の住民がいたとしてどちらかの政党が90対10

で勝ったとします。そうすると

55のカリフォルニアのelectoral collegeは全て

その政党が獲得することになります。

面白いのはここからです。

もしそれが51対49でも

全て

全部

その接戦で勝った方が55全部持っていきます。

これが前回の大統領選挙で総得票数ではヒラリーが勝っていたのに

トランプに負けた理由になります。

2000年にジョージブッシュが勝った時も同様の状況だったそうです。

そうなると当然各政党ともelectoral collegeの多い州で

勝ちたいってなります。

たとえばテキサス、フロリダ、ニューヨークです。

ここの3つで勝てば

96獲得できます。

もしノースダコタ、サウスダコタ、モンタナ、ワイオミング、バーモント、

ニューハンプシャー、コネチカット、ウェストバージニア

で全部勝ったとしても

31にしかなりません。

またたとえばテキサスとバーモントで比較すると

テキサスは38、バーモントは3のelectoral collegeを持ってます。

しかしそのそれぞれ38人の1人、3人のうちの1人のelectoral collegeを考えると

テキサスのelectoral collegeの一人はバーモントと比較すると

3倍もの人々の票を代表することになります。

そう考えると投票する側からすればバーモントの1人の住民の票の方が

選挙に大きく影響を与えると考えられます。

このこともちょくちょく話題になります。

もう一つ忘れてはならない言葉が

Swing stateです。

たとえばカリフォルニは基本的にDemocraticが強いとされます。

まぁDemocraticが勝つから自分がわざわざ投票に行かなくても

となる人もいるようです。何対何で勝ったかは全く関係ないからです。

どんな差でも圧勝でも接戦でも勝った方がその州のelectoral college

全部持っていくからです。

前回の時もヒラリーは一回もカリフォルニアで演説をしなかったけど

勝ちました。

逆にテキサスなんかはその逆でRepublicanが強いです。

そんな中どちらに転ぶか分からない

かつ多い数のelectoral collegeを持っている州があります。

それがswing stateです。

前回の時はフロリダです。

僅差でトランプが勝ちました。それで全部トランプが持ってきました。

やはりお金をかける州も決まってきます。

5月から10月でニューヨークタイムズの調査では

フロリダでは約127億円ものお金が使われているそうです。

今年のswing stateはどこなのでしょうか?

まずは Rust beltと言われる4州。

Rust beltとは元々工業地帯だったけど

だんだん衰退して人口も減っている地域。

北東の方、おっきい湖がたくさんある地域です。

ウィスコンシン、ペンシルバニア、ミシガンとかです。

そういえば投票日の前日

バイデンは演説をペンシルバニアで行いました。

レディーガガも来てました。

歌ってました。

2016年、同様の感じで

democraticの集会にレブロンジェームズが参加しました。

オハイオのクリーブランドの集会に

ずっとオバマが取ってきた州ですが

その時は接戦が予想されました。

そこに勝負をかけるようにヒラリーはレブロンをゲストで呼びました。

でも結果トランプがオハイオの票を取りました。

また同じようなことがおこるのではと思ってしまいました。

話は戻りこの辺りはオバマ政権の時は2回ともオバマでしたが

トランプになって一気にトランプ側になりました。

元々blue wallと言われるぐらいdemocraticが強いこの3州

全てでトランプが勝利したことは

すごい衝撃を与えたようです。

特にペンシルバニアが今年はキーかもしれないです。

専門家も予測しづらいと

私の予想ですけど。

たたペンシルバニアは今コロナがかなり流行しており

それも投票数に影響を与えることは

充分考えられます。

後やはりフロリダです。

フロリダでトランプが負けたら

それはトランプの敗北を意味すると言っている専門家もいます。

ヒスパニックが多いこの州でなんでって思われるかもしれませんが

かなり強いキューバ系のコミュニティーがあるようで

それがトランプを支持していることも一つの要因のようです。

プエルトリコとかベネズエラの人達も

トランプ支持者が多いようです。

ハリケーンの後助けに行ったりとかで。

ただ今は接戦のようです。

ニュースではバイデンがリードしている言うニュースを

よく目にします。

しかしそんなそれはnational pollの話

いわゆる世論調査みたい。

ニュースで

フロリダのnational poll

なんて

「throw the national polls out of the window,they doesn’t matter at all.」

と言っている番組を見ました。

ほんとに何が起こるか分からない。

だからこそちょっと今日言った州に注目して選挙を見てみると

面白くなるかもしれません。

暴動が起きるなどちょっと怖い話も

耳にします。

そっと選挙の経過を見つつ安全に過ごしましょう。

ソコヌケニアカルクオヤスミナサイ

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