ソコヌケニアカルクコンニチハ
私はスポーツが好きです。
特にバスケットボールが好きです。
部活もそこそこ経験してきました。
だからカリフォルニアに来れてすごいうれしかったです。
バスケのアメリカ、スポーツのアメリカ!!
「アメリカの空気吸ったらダンクできるようになるんじゃないか」
どこかで見たことのあるセリフですが
それぐらいうれしかったです。
今回アメリカと日本のスポーツに対する考え方や違いを
知ることができたので
自分が忘れないためにもまとめようと思います。
聞いた話と調べたことで書かせていただきます。
1:部活に取り組む姿勢(高校)
アメリカは学期ごとにするスポーツが変わります。
なので1年ずっとバスケとかそういうことはありません。
いろいろなスポーツを楽しむことが多いみたいです。
そんなに専念してないのにあんなにバスケがうまなんて!
と嫉妬してしまいます。
でもこれは結構有名な話ですよね。
レブロンもアメフトやってましたし。
アイバーソンもアメフトかバスケ
どっちでプロになろうか迷ってたとか。
2:チーム編成
アメリカでは
varsityという1軍
junior varsityという2軍
で構成されるそうです。
やはりvarsityがチーム代表。
でも2軍の方も試合をする機会があります。
アメリカで大切にされていることは
勝敗もですが、選手全員にスポーツを通じて
成長する機会が与えられることが大切になってくるようです。
一般的にはみんな2軍から始まって1軍を目指す。
めちゃうまかったらいきなり1軍なんてことも。
それは日本でもありますよね。
2軍でのんびり楽しむっていうことも全然あり
というのもアメリカ特有の考え方かなとも思います。
3:部活、スポーツに取り組む姿勢
アメリカで人気なのはやはりバスケとアメフト。
圧倒的にその二つが部活でも人気なようです。
カリフォルニアではサッカーも、特に女子も。
2019年のワールドカップで女子アメリカ代表に
スタンフォード卒業生が大勢いたのも影響しているとのことです。
やはりアメリカでバスケ、アメフトをするとかなり
もてるらしいです。
それもあってかやはりやる生徒は多いようです。
チームに入るだけで周りの対応が変わる
ってこともあるようです。
興味深かったのはここからです。
アメリカでバスケやアメフトをするということは
ある意味、セレブリティを目指すことと似ていると
感じることもあるとのことでした。
アメリカではやはり部活とはいえ観客も大勢います。
そんな中で勝負にこだわることも大事だがやはりうまい人は
ちょっと目立つプレーをする。かっこいいプレイをしようとする
傾向があるとのことです。
当然、目立つことができれば
大学、プロのスカウトの目に留まる可能性あがります。
大学の試合ではより顕著になることもあるようです。
勝ち負けにも当然こだわっています。
しかし日本よりもエンターテイメント性を重視するところは
あるのかもしれません。
そういう観点からすると
日本の方がみんながプレーに集中して勝ち負けに
貪欲である
と思う時もあるそうです。
NBAの試合を見ても、たまに
「もっと簡単にシュートできたのにちょっと
目立つプレーを入れてきたな」
とか思う時もあるみたいです。
主観もかなり入っている内容になるので
これがアメリカみんなの考えという訳ではありません。
こういう考え方もあるんだって思ったのと
日本のことを客観的に見る機会になったので
書いてみました。
確かにSNSが普及している現代社会では
いかに選手を売り込むかの戦略も多角化しているようです。
今では簡単に全米の有望な中学生のプレイを
インターネット上で見ることができます。
その中で個体差を付けたいと感じると
より目立つプレーをと考えるようになっても
不思議ではないかもしれません。
4:スポーツを見る姿勢
カリフォルニアに来てすぐにNBAは見に行きました。
私が行ったのはウォリアーズの本拠地チェイスセンター。
すごいかっこいい、おしゃれなアリーナです。
最上階にバーがあったりとバスケを見るだけじゃない
それ以外の楽しみ方もありました。
当然試合の間のショーもすごいですし
飽きさせない演出だらけです。
スーパーボウルもすごいですよね。
私は近所のバーで見ましたがすごい人でした。
しかしアメリカに住んでいると
「スポーツを観戦したいんじゃなくてみんなでパーティしたいだけ」
と思っちゃうときもあるようです。
近所にめちゃくちゃウォリアーズファンの方がいますが
一度もアリーナに見に行ったことはないそうです。
しかし1試合も見逃したことはないようです。
熱心なファンからしたらテレビでもプレーが見れたらいいと
感じているのかもしれません。
スーパーボウルもプレーよりも
ハーフタイムショーやCMの方が話題になることもあるようです。
アリーナに見に行くという時はみんなで飲みに行くのと一緒の感じる時もあるそうです。
プレーをほとんど見ずにみんなで楽しくパーティのような時間を
楽しむ。
スポーツ観戦をそういう風にとらえる方もいるみたいです。
それは高校の試合や大学の試合でも同様のことが言えるみたいです。
みんなで集まってパーティする場という感覚も
アメリカでは少なからずあるのかもしれません。
当然熱心にプレーを見に来ている人もいると思いますが。
その点日本ではみんなそのチームのプレーが見たくて
会場に来ていることが多いと感じることもあるようです。
でも日本もプロ野球とかは屋外でビール飲みながら
ってのが試合を見るよりも優先順位高くなるときも
あったりするので一概には言えませんが。
以上になります。
いろんな考え方があるとは思いますが
こっちで育ってきたからこそ感じることを
聞けた貴重な時間でした。
個人的にはバスケットボールに関しては
アメリカに憧れしかなかったのですが
そんなアメリカに住んでる人が
日本のスポーツに対していい点もあると感じていることに
嬉しく思いました。
様々な視点から話を聞くと
単純に視野も広くなりますが、自分の考えを
改めて見直すいい機会になります。
これと決める必要は全くないと思いますが
様々な意見を柔軟に取り入れて
自分の考えを洗練させることが大切だと感じました。
今回のカリフォルニア生活は
その点でも大切な期間になると感じました。
またみんなでバスケしましょう!!

ソコヌケニアカルクオヤスミナサイ
